バランスって大事だよね。

読み聞かせ

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最近、図書館で借りてきて今夜で三度目のこの絵本。

インタラクティブ読書にはもってこいの一冊。

物質的な豊かさと

人と人、人と動物、人と環境の繋がりのバランスを

どうやって保っていく?で話が盛り上がる。

今夜は

「最近見たニュースの熊さんもそうなのかも」

と幼稚園児の娘がつぶやいた。

話を聞いてみると

この間、祖父母の家で見たニュースの町に降りてきた熊は

人間が森を崩したり技術が発展して地球が暑くなったから

エサも住むところもなくなって町に来たのかも。と。

ホッキョクグマが絶滅危惧種なことを思い出して嘆いた後に

人間は賢いから、本当はもっと周りのこと考えた方がいいよね!

でも車は必要なんだよね絶対!なんて、一丁前に。

でも本当。おっしゃる通り。

環境や周りのことを考えても手放せないものもたくさんあって。

でも人間勝手だけじゃ絶対にいけないことは分かってて。

欲張りだけど、どっちも大切にしたくて。

でも、ここまで生きてきて思うことがある。

それは、発展した社会って

表面的には便利さが増えていくけど

人や動物、自然とのつながりや心の充足感は

どんどん薄れていくリスクが伴っている気がする。

そこを忘れないように生きてないと時間だけが過ぎて

心を満たしてくれる大切な「つながり」とか

何より大切な「命」とか「心」が削られていく気がする。

そして、ムヒカ大統領のスピーチを読んで改めて

子どもたちが情報やモノで溢れるこの世界で

自分らしく生きていくためには

親や子どもに関わる大人の声掛けやアプローチって

すごく深くて重要なのかもしれないと

大人として親として人間としてそこを考えていかなきゃと。

変化の激しい時代だからこそ

子どもたちが自分の価値観を軸にして

選択できる力を行動できる力を早くから育てることが

周囲や時代に流されず自分の生きる道を創ることに繋がるのでは?なんて。

「子どもの価値観を育てるための対話とは?(できるだけ自分の価値観を与えずして)」

「自分にとって大切なものを見つめる癖をつけるために日常で実践できることは?」

なんて色々学びがいがありそうなことが浮かんできた。

便利のように見えて生きづらくなったこの世界。

子どもの心を支える羅針盤を作るために

まず大人である自分自身が学び続けようと思った今夜の読み聞かせ。

Muchas gracias!

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