とりあえず海に行く理由

日常

緑や海に囲まれる小さな島で育った私には

自然が周りに溢れてることも自然に触れることも当たり前なことでした。

でも中学生くらいからかな?

権威的な親からのプレッシャーで勉強中心の生活が始まり

そしてそのまま

子どもが産まれるまでは自然とは無縁で。

今思い返すと

あの頃の私は自然と距離を置くことで

自分を保とうとしていたのかもしれないな、なんて。

でも不思議なことに

子どもが産まれてからは海や緑を求めはじめ。

今では夏になると海三昧。緑を求めてどこまでも。

寒い日も頭がいっぱいになると自然の中へ。

頭がいっぱいになると自然に触れてないことに気づく。

波の音、砂の感触、海の匂い。緑に包まれるあの感覚。

何にもないけど全てを持っている。

その空間がすごく心地よくて。

自分の心の中の不要なものを流してくれるように

心が静かになるあの感覚。

35年の人生、いろんなことを経験した。

まだまだこれからだけど

子どもを授かれたことで

五体満足で生まれてくるありがたさを痛感し

特に下の子が未熟児で産まれた経験は

命の儚さと自然の力強さを身近に感じ。

子どもたちのおかげで

自然への愛が深まったんだろうな、なんて。

不要な荷を落としてくれるように心を整えてくれて

私に教えてくれる静かな豊かさが

本当にありがたいなと

朝夕の涼しさに秋を感じた今日の海。

窮屈に感じるこの島も

なかなかいいかもしれないなんて思ったり。

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